一般歯科・小児歯科

一般歯科・小児歯科

一般歯科・小児歯科では予防歯科をはじめ、虫歯の治療や歯周病治療を行います。
当院ではレントゲン写真や口腔内歯型を用いて、患者さんの歯の健康状態や治療方針を丁寧に説明し、十分に納得していただいた上で治療いたします。また虫歯の治療において、歯の神経はできる限り残すよういたします。
神経を取り除くと歯が死んでしまい次第に変色しもろくなるため、最悪の場合は歯が割れて抜歯しなければならなくなるからです。

● 当院は「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定されています

虫歯治療

虫歯治療には3つの治療があります。

・つめる治療

これは小さな虫歯などに行ないます。コンポジットレジンというプラスチックのような素材を使って詰めます。(保険適応)

・かぶせる治療

神経を取り除いた時や、歯の表面にたくさん虫歯がある時などに行ないます。(使用する素材によって保険適応できる場合と、そうでない場合があります)

・欠損を補う治療

なんらかの理由で歯を抜いた後や、歯の欠損部に行われる治療です。少数の欠損ではブリッジをします。多くの歯が欠損している場合は、義歯(とりはずしの入れ歯)を入れます。義歯では違和感が強い方には、インプラント(人口歯根)治療の相談も受け付けています。

虫歯の進行

進行度: C0
虫歯進行イメージ1
現在のところは虫歯ではありませんが、放っておくと虫歯になるかもしれない状態です。主に健全エナメル質の透明感がなくなり、白く濁った状態を呈してきます。
治療法: ・プラークコントロール(歯磨きによる予防) ・定期的な歯科検診
進行度: C1
虫歯進行イメージ2
歯の表面にあるエナメル質が虫歯に侵されていますが、しみたり痛んだりすることはありません。 しかし噛み合わせの部分が黒ずんでいたり、溝に沿って茶褐色に染まっています。
治療法: ・プラークコントロール ・フッ素 ・シーラント ・コンポジットレジン
進行度: C2
虫歯進行イメージ3
虫歯が象牙質まで進んでいる状態で、冷たいものがしみたり、歯ブラシの毛先が当たると痛んだりします。初期段階であれば菌に侵された歯質を取り除き、プラスチックや金属で修復して治療が完了します。
治療法: ・インレー ・クラウン ・コンポジットレジン
進行度: C3
虫歯進行イメージ4
虫歯が更に歯髄(神経)まで進んでいる状態で、眠れないほどズキズキと痛むことがあります。歯髄を取り除き、歯髄のあった空洞を消毒して薬で隙間を埋めます。そして金属などで土台を作り、クラウン等を被せる治療が必要となります。
治療法: ・インレー ・クラウン ・根管治療 ・支台築造
進行度: C4
虫歯進行イメージ5
歯冠の部分がほとんど無くなった状態です。歯髄が死んでしまったことにより、根の先端に膿を持つようになり、袋が大きくなると顔が腫れてきます。多くの場合は抜歯が必要です。
治療法: ・クラウン ・根管治療 ・支台築造 ・抜歯

虫歯の予防

当院では健康な歯の自己管理を目的として、定期健診で正しい歯磨きの方法や歯磨きのポイントをお伝えしています。
一般的に歯垢と呼ばれるプラークは、歯の表面に付着する白く柔らかい沈着物で細菌の塊です。これが虫歯・歯周病・口臭の原因となります。
歯垢は時間が経つと歯石になります。歯石は通常の歯磨きでは取れませんので、歯石になる前に歯垢を除去すること(プラークコントロール)が大切です。
注意して歯磨きをしていても、プラークコントロールは難しいものです。毎月のお手入れに加えて、定期的な検診をおすすめいたします。歯石除去を含む定期検診は3ヶ月~半年に一度を目安にご来院ください。

お子様の歯を守る

「自分の歯で一生を過ごす」ためにお子様の頃から心掛けると、虫歯になりにくい強い永久歯が育ちます。 また、歯並びの治療もケースによっては早期に治療する方が好ましい場合もあります。
当院は院長が矯正専門医であり、歯並びの問題点も含めて総合的な治療をご提案しています。
大人でも歯科治療は苦手な方がいらっしゃいます。ましてお子様は何をされるのかわからずに、とても不安で緊張してしまいます。
少しずつ医院の雰囲気に慣れていただいて、お子様に歯医者は怖くない所だと思ってもらえるように治療を進めてまいります。